LINEスタンプ その16『腹がずつない』

腹がずつない

【標準語】

お腹が苦しい 

【解説】

主に、食べ過ぎや飲みすぎによりお腹がいっぱいになり苦しいことを言います。もともとのことばは古語の『術ない』で、三河弁ではそのうちの『苦しい』の意味のみに使われるようになりました。

『腹がずつない』の使い方

こんな風に使ってみよう よしのさん世代編1

実例1

標準語

『お腹が苦しい』

『どうしたの?』

『この間作った煮物、片づけちゃおうと思ったんだけど、ちょっと多かったよ。』

解説

■『こしゃう』……作る
『こしらえる』がなまり、このことばになりました。

■『~しちゃわぁ』……~しちゃおう
三河弁の言い回しの特徴として、『ou』は『a-』になります。

■『ようけ』……たくさん、多く
『あまるほどたくさん』という場合に使われます。『よけいに』がなまったことばです。


こんな風に使ってみよう よしのさん世代編2 (若者はほとんど使いません)

実例2

標準語

『顔色が悪いけど、どうかしたの?』

『お腹が苦しい。
しばらくたいして食べてないんだけれど、あんまり食べたくないんだよ。』

『そうか。どこか悪いといけないから、病院行っておいで。』

解説

■『~しともない』……~したくない
『~したくもない』が短縮された言い回しです。

■『行っといでん』……行っておいで
『おいで』『いらっしゃい』の意味で使われる有名な三河弁『おいでん』ですが、他の動詞にくっついて補助動詞としても使います。


*このシミュレーション画面はLINEスタンプシミュレータで作成されています。

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