LINEスタンプ その17『手伝ってくい』

手伝ってくい

【標準語】

手伝ってちょうだい 

【解説】

『~してくい』は『~してくれ』がなまった言い方ですが、『~してくれ』よりも若干柔らかい雰囲気があり、『~してちょうだい』の方がニュアンス的には近いです。『~してくよ』『~してくりょ』という場合もあります。

『手伝ってくい』の使い方

こんな風に使ってみよう よしのさん世代編1

実例1

標準語

『手伝ってちょうだい。』

『いいけれど、どうしたの?』

『台所にあるテーブルを動かしたいんだけど、一人じゃ持ち上がらないんだよ。』

解説

■『おかってば』……台所
方言ではなく、昔のことばです。『勝手』には『右手』『生計』などの意味があり、そこから派生して『勝手をする』が『料理をする』の意味になったとの説があります。

■『いごかす』……動かす

■『さげる』……持ち上げる
漢字では『提げる』と書きます。標準語では『ぶらさげる』の意味で使われますが、三河弁では、『下にあるものを浮かせる』という意味でも使われます。


こんな風に使ってみよう よしのさん世代編2 (若者はほとんど使いません)

実例2

標準語

『手伝ってちょうだい。
じゃがいもの皮を剥いてちょうだい。』

『今宿題やっているから兄ちゃんに頼んでよ。』

『あいつはすぐふざけて床をびしょびしょにするからだめだ。』

解説

■『ちょうける』……~ふざける
古語の『嘲(ちょう)ける』から派生したことばです。『おかしなことをして笑っている』という意味合いで用いられます。他動詞の場合は『ちょうけらかす』となり、『赤ちゃんをちょうけらかす』と使います。この場合は『あやして笑わせる』というような意味になります。

■『びたびた』……びしょびしょ
『水びたし』の状態のときに使われます。


*このシミュレーション画面はLINEスタンプシミュレータで作成されています。

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