LINEスタンプ その24『ちゃっとやりん』

ちゃっとやりん

【標準語】

さっさとやりなさい 

【解説】

『ちゃっと』には、『すぐに』『急いで』『慌てて』という意味があります。標準語の『さっさと』『ちゃちゃっと』と同じような意味です。発音はインターネットコミュニケーションの『チャット』と同じです。『~りん』は、三河の代表的方言『じゃん・だら・りん』のひとつで、『~しよう、~しなさい』という意味です。語尾を強めると、軽い命令を表す『~しなさい』の意味で使われます。

『ちゃっとやりん』の使い方

こんな風に使ってみよう よしのさん世代編1

実例1

標準語

『この間、孫が敬老のお祝いにって言っていいものを送ってきてくれたんだけど、お礼をするの忘れていたよ。』

『さっさとやりなさい。
向こうも(返事を)待っているといけないから、早くお礼しなさい。』

解説

■『~っちゅって』……~って言って
『言って』が『ゆって』になり、さらになまったことばです。

■『待しとる』……待っている


こんな風に使ってみよう よしのさん世代編2 (若者はほとんど使いません)

実例2

標準語

『宿題やったの?』

『まだ。あとでやる。』

『さっさとやりなさい!
あなたはいつもそう言って後になってから先にやっておけばよかったって言うんだから。』

解説

■『~かん?、~だかん?』……~の?、~なの?
『~かい?』がなまったことばです。質問するときの接尾語として使われます。

■『いっつも』……いつも
三河弁は全体的に勢いがあることばです。その理由のひとつに促音(っ)の追加が挙げられます。『やたら』を『やったら』、『痛い』を『いったい』など品詞を問わず促音が追加されます。


*このシミュレーション画面はLINEスタンプシミュレータで作成されています。

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