LINEスタンプ その29『がんばりん』

がんばりん

【標準語】

がんばって がんばりなさい

【解説】

『~りん』は三河の代表的方言『じゃん・だら・りん』のひとつで、世代や老若男女を問わず幅広く使われることばです。動詞の接尾語で、『~しよう』『~しなさい』という意味です。『がんばりん』は『がんばって』という意味ですが、言い方によって多少ニュアンスが異なります。語尾を強めた場合は『がんばりなさい!』となり、間延びした言い方をした場合は『(もっと)がんばってよ』となります。

『がんばりん』の使い方

こんな風に使ってみよう よしのさん世代編

実例1

標準語

『もち米すごく重い。腕がすごく痛い。』

『がんばって!
あれこれ言ってないで、もうちょっとだから。これであなたの好きなお赤飯つくってあげるんだから。』

解説

■『あだこだ』……あれこれ
『ああだこうだ』が短縮されたことばです。ぶつぶつと文句を言うことを『あだこだ言う』と言います。

■『おくわ飯』……お赤飯
『おこわ飯』がなまったことばです。『おこわ』はもち米を炊いたものをいいますが、三河では『お赤飯』に限定されることが多いです。


こんな風に使ってみよう 若者世代編 

実例2

標準語

『聞いて!今日の地区予選で優勝したんだよ!!』

『めちゃくちゃすごい!やったね!』

『次は県大会なんだよ。』

『がんばって!応援してるからね!』

解説

■『~しただよ』……~したんだよ
動詞や形容詞のあとに『~だよ』を付ける場合、撥音が省略されます。『やったんだよ』は『やっただよ』、『おもしろいんだよ』は『おもしろいだよ』といいます。

■『~じゃんね』……~なんだよね
三河弁の『~じゃん』は若者ことばとして知られる『~じゃん』と同じ意味で使われますが、『~じゃんね』と『ね』をつけると意味が異なります。聞き手がまだ知らないことを伝える場合に『~じゃんね』と言います。


*このシミュレーション画面はLINEスタンプシミュレータで作成されています。

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