LINEスタンプ その40『ほやぁ知らなんだ』

ほやぁ知らなんだ

【標準語】

それは知らなかった

【解説】

三河弁では『そ、そう』が『ほ、ほう』に置きかえられることがよくあります。『それ』は『ほれ』、『そうして』は『ほうして』となります。『ほやぁ』は『そりゃあ』の『そ』が『ほ』に置きかえられ、さらになまったことばです。
動詞の未然形に接続する『~なんだ』は『~なかった』という意味のことばです。三河弁というよりは、少し古い関西寄りの言い回しです。

『ほやぁ知らなんだ』の使い方

こんな風に使ってみよう よしのさん世代編1

実例1

標準語

『ねぇねぇ。高橋さんのところの子、お嫁にいくんだって。』

『それは知らなかった。
それだけど、あそこのお母さんもすごく心配なさっていたから、これでちょっと安心したでしょう。』

『そんだね。なんにせよ、よかったね。』

解説

■『よめり』……お嫁にいく、嫁ぐ
『嫁入り』がなまったことばです。

■『~ござる』……~なさる、~ございます
武家言葉の『ござる』よりは使用範囲が狭いです。主に敬語として用いられます。

■『なんしょ』……なんにせよ


こんな風に使ってみよう よしのさん世代編2 (若者はほとんど使いません)

実例2

標準語

『これはなに?』

『これは孫が好きなアニメに出てくる動物だよ。なんだかよく分からないけれど、そのへんで見るよ。

『それは知らなかった。
今はおもしろいものをテレビでやっているんだねぇ。』

解説

■『まんが』……アニメ
方言というよりは、古いことばです。

■『そこら』……そのへん
特に『そこ』という場所を指定ことばではなく、『いたるところで』というような意味で使われます。


*このシミュレーション画面はLINEスタンプシミュレータで作成されています。

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