公開模試について
公開模試とは、各専門学校や通信講座企業が開催している模擬試験です。独学で勉強を続けていると、他の受験者の情報がほとんど入ってこないため、自分のレベルは今どのくらいなのか、合格まであとどれだけ勉強すればいいのかがわからないまま受験をすることになります。模試の結果は、合格率や順位、苦手部分などを明確にしてくれるので、本試験までの軌道修正をしたり、自信を持って本試験に臨んだりできます。
診療報酬請求事務能力認定試験は、合格ライン70%程度と公表されている試験ですが、合格率に大きな変動がないため、実質的には上位30%前後の受験者が合格するように合格ラインを調整している試験です。言い換えれば、模試で上位30%の結果が出せれば、本試験での合格もかなり近いと言えます。
もちろん、模試の結果がよかったとしても、本試験で必ず合格できることが保障されるわけではありません。逆に、合格するために絶対に必要なものでもありません。本番さながらの臨場感を本番前に体験しておきたい方や、初見の本試験レベル問題を直前期に解いておきたいという方には模試の受験をおすすめします。