




就職活動をする上で、いちばん大切なものは履歴書です。どんな求人に応募しても必ず履歴書を求められます。場合によっては履歴書を先に送付し、書類選考をされることもあります。
たった1枚の履歴書で何が分かるの?と思うかもしれませんが、雇用する側からすれば、履歴書1枚まともの書けない人に仕事を任せることができるだろうかということになります。
面接のときに、スーツを着て丁寧な言葉づかいを使って、相手にいい印象を与える身なりになるのと同じように、履歴書も好印象を持たれるようなものにしなければなりません。履歴書は、内容に虚偽や不備がないことを大前提とし、相手を印象づける工夫をしながら書いてください。たった1枚の紙の中で、いかに自分の経歴や価値を伝えられるかで、明暗が分かれるものと思ってください。
履歴書は自分の分身です。基本的な書き方をふまえた上で、自分らしさを伝えられるような誠意のあるものにしましょう。
履歴書を書く上での決まり事を知る
自分では、ものすごく誠意を込めて書いた履歴書であっても、書き方の基本を知らずにマナー違反をしてしまうと、その履歴書を見た相手からは非常識ととらえられてしまう可能性があります。履歴書の作成を始める前に、基本的なルールを頭に入れてください。
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履歴書を用意する
履歴書にはさまざまな様式があります。「JIS規格履歴書」として定められたものが標準とされていますが、必ずしもそれを使わなければならないということはありません。規格をもとにして、アピールしたい部分を具体的に書けるような様式も多く市販されています。JIS規格履歴書かそうでない履歴書かよりも、自分をよりよく見せることができる履歴書を選ぶことを重視してください。
一度でも仕事をした経験のある方には分かると思いますが、100円ショップやコンビニなどの取扱い商品の多くないところでも、売り場には2〜3種類の履歴書が置かれています。大きい文具店などに行くと、何種類もの履歴書が売られています。
選ぶときに大事なことは、自分が希望する勤務形態に合っているかです。たとえば正社員希望の求人に申し込むときに、『希望する勤務時間帯』を記入する欄があるものを使うのはおかしいです。正社員の求人に応募する場合、パートの求人に応募する場合、いずれの場合においてもそれ相応のものを選んでください。
サイズはできればA4を使うようにしてください。日本の企業では、たいていのところがA4で資料を作成しています。A4サイズに慣れている人が多いので、面接官に違和感を与えないというメリットがあります。
また最近では、自分で履歴書をプリントした履歴書を使うこともできます。各求人サイトで無料でデータを配布していますので、そちらを利用してもいいでしょう。
気を付けていただきたいのは、プリント用紙と用紙サイズです。履歴書は、就職活動をする上でのとても大切な書類です。プリント用紙は、お徳用パックで売られているような薄いものや、少し触っただけでしわになるようなものは避けてください。また、履歴書を半分に折った状態で使用する場合、実際にプリントする用紙はA3です。自宅にA3の印刷に対応しているプリンターがあれば問題はありませんが、非対応のプリンターをお持ちの方やプリンターをお持ちでない方は、コンビニへ足を運ぶ必要があります。
自宅にA3対応のプリンターがある方は、厚手のA3用紙を購入すれば、必要な枚数が欲しいときに出力できるので、無駄がなくてとても経済的です。そうでない方は、コンビニでの印刷代や手間を考えると、市販されているものを購入した方がスムーズかもしれません。
履歴書のデータについては、以下をご覧いただくか、求人サイトのページで紹介している求人サイト(希望している勤務形態の求人を取り扱っているところ)からダウンロードしてください。
【履歴書データを配布しているサイト一覧】 | |
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転職チャンス | 就職活動に役立つ情報が満載のおすすめサイトです。履歴書データはエクセル、ワード、PDFのうちから選択できます。医療事務用の志望動機の例文も載っていますので、参考にしてみてください。 |
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