




履歴書を書いたら、それで完成ではなく必ず見直しをするようにしてください。
書いている最中は、とにかくすべて書ききろうとしてしまうので、書くことに必死になり、文法のおかしい文章を書いていたり間違った漢字を使っていても、なかなか気づくことはできません。一生懸命書いたという感覚がからだに残っていると、無意識のうちに履歴書に対する自己評価が高くなりがちで、客観的にとらえることが難しくなります。
しかし、その履歴書を実際に見るのは、面接官です。過去に何枚もの履歴書を見ている人であることはまちがいありません。どんなにがんばって書いたものでも、正しく書けていないものに評価はしてもらえません。
履歴書を書いたら、すぐに見直しをせずに、しばらく置いてから見直しをしてください。面接までに数日以上の時間がある場合は一晩寝てから、どんなに短くても半日は開けるようにしてください。
見直しをする
■見直し項目
履歴書は、就職や転職のとき以外には書く機会がないものです。慣れていないことをするときは、どうしてもうっかりミスをしてしまいがちです。ひとつひとつ確認をして、正しい履歴書を提出できるようにしましょう。時間にゆとりがある場合は、ハローワークで確認してもらう、登録している求人サイトの添削サービスを利用するなどするといいでしょう。
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■ミスがあったら書き直し
ひとつでもミスがあったら、もう一度書き直すようにしてください。小さなミスが命取りになることが多々あります。面倒だなという気持ちが湧いてきてしまったら、書き直す手間と就職活動が長引くこととどっちが大変かを考えるようにしましょう。この病院に就職するんだという気持ちを持って書いてください。
面接時に直接履歴書を持っていく場合はこれで完了です。折れ曲がったり汚れたりしないようにクリアファイルに入れてからA4の封筒に入れて、糊付けをしない状態で持っていきましょう。
封筒に宛先を書いて送る(送付する場合)
書類選考がある場合は、履歴書を指定された宛先に送らなければなりません。封筒にも書き方にルールがあります。住所を間違える等の届かないミスは論外ですが、受取人にマイナスイメージを持たれないようにしてください。履歴書と同様に、丁寧な字で誠意が伝わるように書いていきましょう。封筒のサイズは履歴書を折り曲げずに入れられるものにしましょう。A4の場合は角形2号
を選んでください。
【おもての書き方】
■住所
省略せずに、都道府県、何丁目何番地、アパート名まで書きましょう。郵便番号は絶対に間違えないように気を付けてください。
■宛名
封筒の真ん中に、少し大きめに書いてください。部署宛てに送る場合は部署名を書き『御中』としましょう。担当の方個人に宛てる場合は『様』としましょう。
■切手
金額は封筒の大きさと重さによって変わります。自信がない場合は郵便窓口まで持っていくようにしましょう。
■履歴書在中
封筒の左側に赤で『履歴書在中』と書いてください。
【うらの書き方】
■住所、名前
いつも書いているものですが、気を抜かずに丁寧に書きましょう。封筒の左側に、おもての文字より少し小さめに書くようにしましょう。枠がないので忘れがちですが、郵便番号も必ず書きましょう。
■糊付け
送付するものをすべてそろえてクリアファイルにはさんでから封筒に入れてください。封をするときに、セロハンテープやガムテープは使わずに糊を使ってください。おすすめはテープのり
です。封筒が糊の水分でよれたりしないので仕上がりがきれいで粘着力も強めです。
■〆印
封をしたら『〆』印を書いてください。