勝手に試験ガイドライン
試験には、試験概要があります。試験範囲、受験料、試験心得、願書提出先など、いろいろなしばりがあります。もちろん一般に公表されている場合はそれに従っていればいいわけなんですが、ふと、そういえばこれってどうなんだろう?と思ったりすることはありませんか?
疑問に思って調べてみても、公式サイトには載っていなくて、受験票が届いてから分かったり、当日自分で確かめて分かったりすること、いくつかあります。
そんなわけで、ちょっとゆるめの試験情報をここでいくつか挙げてみます。あくまで、私自身が受験した際の情報ですので、会場によって異なる場合や回によって変更される場合もあるかと思います。どうかそのへんはご理解ください。
■願書を提出してからどのくらいで受験票は届く?
だいたい試験日の半月前くらいに届きます。万が一、試験の1週間前になっても届かない場合は、協会にお問い合わせください。
■もしも遅刻したら、途中から参加できる?
原則としては認められていません。原則とあるからには例外が認められるとは思いますが、認められる範囲は不明です。おそらく個人の範囲での遅刻では認められないでしょう。
■試験の途中で退席しても、また戻って再開できる?
試験会場には試験監督員が複数人います。挙手をして試験監督員の了承を得れば一旦退席しても戻って試験を再開することはできます。試験は3時間の長丁場なので、途中でトイレに行く受験者は何人かいました。
■試験の途中退室はいつでもできる?
試験開始後1時間、試験終了前10分間は途中退室はできません。退室可能時間を試験監督員が教えてくれますので、その間であれば了承を得れば退室できます。
■試験会場の机ってどんなもの?広い?狭い?
これは会場によりさまざまだとは思います。私が受験した会場は、だだっ広い土間のホールに仮設で机といすを並べてある状態でした。会議室にあるような折り畳み式の長机を受験者2人で使いました。持ち込み資料を置いて用紙を置くスペース、電卓を置くスペースを取るとそれでほぼいっぱいになる広さでした。あまり広いとは言えないスペースなので、勉強のときから省スペースを心がけるといいかもしれません。
■問題を持ち帰ることはできる?
問題を持ち帰ることはできます。学科試験は自己採点ができるので、問題の方にも解答に印をつけておき、自宅に帰ってから自己採点をしてください。
■試験会場に時計はある?
これも会場によってさまざまだと思います。私が受験した会場はとても広かったので、時計はあるものの、近眼の私には見えない距離にありました。私はいつも使っている卓上用のデジタル時計を持っていきました。
■受験票を忘れたら、当日再発行をしてもらえる?
この試験の場合は、受験票を忘れた場合、写真つきの身分証明書を忘れた場合は受験ができません。必ず忘れずに持っていくようにしてください。
■試験会場までは車で行ってもいいの?
試験会場およびその周辺路上への駐車は禁止されています。私の場合は、会場の近くに有料の駐車場があったのでそちらを利用しました。
■願書提出後に試験会場を変更できる?
引っ越しなどのやむを得ない事情がある場合にのみ変更できます。うっかり願書に間違えて記入した場合は認められません。
思いつくのはだいたいこのくらいです。自分が受験したときにふと思った疑問や、こちらのサイトへ訪問した方の検索ワードを元にして書いてみました。これまでにも、診療報酬請求事務能力認定試験に限らず、いろいろな検定を受験してきましたが、合格率30%の試験らしいしばりだなという印象です。甘くもなく、厳しすぎることもなくといった感じです。
もし、公式サイトにもこちらのサイトにも載っていないことで、個人的に知りたいということがある場合は、直接日本医療事務協会へお問い合わせしていただくのが、いちばん確実な手段です。連絡先は試験概要ページにも載せてありますのでこちらでご覧いただくか、協会の公式サイトをご覧ください。